尾木ママがブログで26日にフジテレビ「バイキング」で大激論を繰り広げた相手である佐藤ママこと佐藤亮子さんについて、「正直怖かった」と言っているようですね。尾木ママまで震え上がらせる佐藤ママって、どんな方なのかというと
息子3人を、超難関の灘中・高と進学させ、大学は東大理Ⅲに合格させたと話題になっています。一番下に娘さんもいて、やはり東大を目指している、そんなお子さんたちを育てたお母さんです。
ネットで佐藤さんが言ったこ、やったことを拾ってみると
・子どもたちの毎日のスケジュール表も、大学入試まで母親がつくった
・テレビは見せず、3歳までに1万冊の絵本を読み聞かせ、1万曲の歌を歌って聞かせた
・1歳から公文式教室に通わせて「国語と算数」を先取りし、4年生から「理科、社会」を補強するために受験塾の浜学園に通わせた
・個性の異なる4人の子どもたち一人ひとりの模試や宿題に目を通し、弱点を見つけ“具体的な解決法”を編み出した
・比べないこと、同じように愛情を注ぐことを心がけた
・家の手伝いも学校の準備も、一切させなかった
・「子育ても仕事と一緒で、結果が大事。中途半端な感情をはさんではダメなんです。」
・「親が準備して防げる失敗は親が防ぐ」
・「反抗期が来ないように育てる」
正直凄いとしか言いようのない方です。お子さん一人ひとり、その子に合わせて、比べることなく、同じように愛情を注いだなど頷けるところもありますが、やっていることは極端なので、メディアに出てきて中途半端に真似するお母さんが出てきてしまうのも心配です。
今のお母さんは働いている方が多いですが、お子さんがお一人であったとしても、ここまでやるのは至難の業ですよね。やったりやらなかったり、中途半端になって結局犠牲になるのは子どもの方。お母さんだって苦しみます。
それに、子育てに結果なんてありません。結果を求める時点で、親が自己満足に陥ってます。
親がなんでもかんでも準備して失敗を防ぐというのも首をかしげます。尾木ママも言っていたようですが、失敗から学ぶことはたくさんあるし、小さいうちに失敗を経験しないで大人になるのは、大人になって失敗したときの打撃が大きいと思うんです。経験値がなさすぎるから。
世の中に、教育評論家だとか、教育ママだとか、教育に関する肩書きを持つ人が目につくようになって、いろいろなことを言っていますが、大事なのは、目の前のお子さんをみて、その子のためにたくさん考え、最適な環境を用意するために親ができる範囲で努力できるかどうか。
努力はしなくてはならない
でも、できる範囲でいい
失敗したっていい
その後のフォローをしてまた考えなおせばいい
いろいろな説や論が飛び交っていますが、それに振り回されることなく、目の前のお子さんを見てあげてほしいなと思います。
子どもの集中力を高めるために今からできること
小学校入学前からたくさん親子で会話をしておきましょう
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