子どもの乱

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前回の記事「お子さんに決めてもらっていますか?」の続き

2のタイプのお子さんのことをもう少しお話ししたいと思います。

 

最近、このタイプの子で、かなり強烈なお子さんが私の勤める塾にいたことがありました。

 

上にお姉ちゃんがいる末っ子の男の子。

初めて塾にきたのは中学2年生のとき。しっかりしているように見えるけど、ちょっと甘えん坊かなという印象の子でした。

その子のお父さん、お母さんは教育熱心で、何から何まで世話を焼いていたようでした。その子の人生は彼らにプロデュースされてきたような感じでした。

末っ子だったのでかわいかったのでしょうね。

何をやるにも誰かが先回りしてやってくれており、その子は自分のことなのに、それを目の前で見ているだけ。気がついたら出来ていた、終わっていた、ってことが多かったようです。

小さい頃はなにも疑問に感じずにそのまま過ごしてきたようですが、中学生に上がっり、しばらくしたころから変化が出てきたようです。

実はその子のお姉ちゃんもうちの塾の生徒さんで、「弟がかなりヤバい」ってことをしきりに言っていました。

何がやばいのか、本人に会ったことがなかったので、さっぱり分かりませんでしたが、中学3年生を間近にしていよいよ塾に通い出し、本人に会ってすぐに何がヤバいのか、分かりました。

 

勉強しているのに成績が下がっていた!!

 

正確に言うと、「勉強しているふりをしているので、当然成績が下がる!!!」でしたが・・

 

家族に対する反抗がものすごいんです。

表面上は言うことを聞いているようにしているので、親御さんも気がつかなかったようですが(親に言われたとおりに塾には通い出しましたので)、

 

勉強は完全にやっただけ

塾にも来ただけ(授業には参加するけど、頭に入っていない)

頑張りもふりだけ(ノートの書きこみ量はすごかったです、汚いし間違えだらけでしたけど・・・)

 

 

受験生になったころには、明らかな反抗を始めて、

 

進学先は親が行くように勧めたところ以外ならどこでも

私立の併願は親が言うからやらない

親が行くなと言うので、部活の後輩へのアドバイスに行く・・・・・

 

自分のためにどうしたいのかっていう視点がまったくなかったんですね。

親に反抗するためなら、自分が不利になるのも構わないくらいの勢いでした。

 

さらには、他の人からの助言も耳に入らなくなりました。

 

こうなると、本当にかわいそうです。

 

さすがに、受験勉強も佳境に入ったころには、友だちに影響されて真剣に勉強を始めようとしましたが、いざやろうとしても何をしていいのか分からない様子でした。

 

塾としても、成績を上げるよう、様々な勉強方法をアドバイスをするのですが、人に何かを指示されるのに抵抗を示すので、本当に困りました。

 

自分で勉強する方法も分からない、人からのアドバイスも聞けない・・・もうどうにもできません。

 

それでも、最後は、本人が相当頑張って、こちらのアドバイスなら聞くようになり、何とか本人の希望する高校(親御さんが希望するところではありませんでした(^_^;) )にギリギリで滑り込みました。

 

 

これは極端な例かもしれませんが、知らず知らずのうちに親が、良かれと思ってやっていたことが積りに積って、子どもの能力を奪っていることがあり得るのです。

 

子どもが決めるべきことを親が決めていないでしょうか?

自分で決めていくことの経験値を増やしてあげていますか?

 

 

 

 

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